輪と話と和
102回生の不藤です。
今は播磨町でクリーニング店を経営しています。
県商の時、私はバレーボール部に所属していました。
バレーボールはやった事が無く初心者で
まして運動音痴で小中とも体育の成績は2か良くて3でした。
そんな私が何故バレーをしようと思ったのかというと
中学のときの私は帰宅部で家業の手伝いをしていました。中学校の帰り道、小学生の時の同級生がグラウンドでバレーをやっているのをよく見ていました。彼も運動は得意では無かったのですが卒業する頃にはとても立派に成長している様に見えて羨ましかったのです。
県商では私自身変わりたかった事もあり親にも頼んで高校生活の間は家業の手伝いをお休みさせてもらって入部する事にしました。お陰様で良い先輩や同期、後輩にも恵まれてチームの役にはたたなかったのですが最後までやり通す事ができました。
この経験が、今日私がいろんな苦難を乗り越える肥しになった事は間違いないと今も思います。
県商ではこの時でしかできない学生生活を送れたと思っています。
1年生の時のあいうえお順の私の前の席、
私をバレー部に誘ってくれた、去年およそ40年ぶりに同窓会で逢えた恩人羽生君に繋げたいと思います。